帰省からもどる日の

太巻きずし。

LIFE 2

ふるさとからもどる日。帰省の最後の日。
おかあさんが「これ、持ってきなさい」と、渡してくれたお弁当。
それが太巻きでした。
「生ものは入れてないけど、早めに食べるのよ」って。
そんな太巻きを、飯島さんにつくってもらいましょう。

材料(3本分)

ごはん

  • 米 3合
  • 酒 大さじ2
  • だし昆布 5cm角1枚
  • 水 適量

合わせ酢

  • 米酢 70cc
  • 砂糖 大さじ3
  • 塩 小さじ2と1/2

かんぴょう煮

  • かんぴょう 20g
  • 戻し汁 200cc
  • 砂糖 大さじ1
  • しょうゆ 大さじ1
  • みりん 大さじ1
  • 塩(もむ用) 少々

しいたけ煮

  • 干ししいたけ 中5枚(調理前に水で戻しておきます)
  • 戻し汁 200cc
  • 砂糖 大さじ1
  • しょうゆ 大さじ1

えび煮

  • えび 5尾
  • 水 500cc
  • 酒 大さじ2
  • 塩 大さじ1/2

卵焼き

  • 卵 3コ
  • だし汁 大さじ2
  • 砂糖 大さじ1〜1と1/2
  • しょうゆ 小さじ1

その他

  • 焼き穴子 2本
  • きゅうり 1本
  • 桜でんぶ 適量
  • 大葉 3枚
  • 海苔 3枚

つくりかた

  • 1/43

    米を洗い、水に20~30分浸し、
    ザルにあげ、20分おきます。
    炊飯器に酒と昆布とともに入れ、
    「すしめし」あるいは「かため」
    の線まで水を加えて炊きます。

  • 2/43

    酢、砂糖、塩をよく混ぜて、
    合わせ酢をつくります。

  • 3/43

    干しかんぴょうを水洗いし、
    水で戻します。
    水を切ってから塩でもみ、
    もみ洗いしておきます。

  • 4/43

    干ししいたけを水で戻し、
    5mm~1cm幅にスライスします。

  • 5/43

    鍋に、干ししいたけの戻し汁、
    砂糖、しょうゆを加えます。

  • 6/43

    戻した干ししいたけを
    汁気がなくなるまで煮ます。
    火にかけて、煮立ってきたら、落としぶたをしてくださいね。

  • 7/43

    かんぴょうを煮ます。
    鍋にしいたけの戻し汁、砂糖、しょうゆ、
    みりんを加えます。

  • 8/43

    汁気がなくなるまで煮ます。
    ときどき、木べらで寄せて、
    汁の残り具合をたしかめましょう。

  • 9/43

    じゅうぶんに汁気がなくなったらOK。
    このままさましておきます。

  • 10/43

    えびの背わたをとります。

  • 11/43

    串を刺してまっすぐにします。

  • 12/43

    鍋に水、酒、塩を合わせ、
    沸騰させたところにえびを入れ、
    3分加熱します。

  • 13/43

    火を止めたらそのままおいて、
    あら熱をとり、
    そのあと、ざるにあげておきます。

  • 14/43

    ごはんが炊けたら、昆布を取り、
    飯台に移します。

  • 15/43

    合わせ酢をかけます。

  • 16/43

    切るように、一気に混ぜます。

  • 17/43

    全体が混ざったら、ときどき上下を返しながら、
    うちわであおぎ、あら熱を取ります。
    そのあとは、乾かないように、ぬれぶきんをかけておきましょう。

  • 18/43

    卵をボウルに割り入れ、だし汁、砂糖、
    しょうゆ、塩を加えて混ぜます。

  • 19/43

    卵焼きをつくります。
    焼き方は、「青春の卵焼き」を参照してくださいね。

  • 20/43

    きゅうりを、海苔の幅にそろえて切り、
    さらにタテ半分に切ったあと、
    3つに細長く切ります。

  • 21/43

    焼き穴子を、海苔の幅に合わせ、
    頭と尾を落として、
    タテ半分に細長く切ります。

  • 22/43

    えびの殻をむいて、
    タテ半分に切ります。

  • 23/43

    大葉もタテ半分に切ります。
    巻く材料は、まとめておくとべんりですよ。
    でんぶも器に出しておきましょう。

  • 24/43

    卵焼きは、厚みを半分にしてから、タテ3等分にしておきましょう。
    (つまり、6等分になるようにします。)

  • 25/43

    巻き簀を準備。

  • 26/43

    海苔をのせます。

  • 27/43

    巻き簀の上に、海苔をのせ、
    手前を1.5センチ、奥を3センチあけて
    (これがのりしろになります)
    酢めしを広げます。
    1回に使う酢めしは、炊いたなかから、1/3(1合分)です。

  • 28/43

    手前にかんぴょうを1本、
    海苔の幅に合わせて折り畳んでのせます。

  • 29/43

    しいたけをのせ、その奥に指先で溝をつくります。

  • 30/43

    そこに、卵焼きをのせます。
    適当な長さを足して調整してくださいね。

  • 31/43

    きゅうりをのせます。

  • 32/43

    穴子をのせます。

  • 33/43

    えびをのせます。

  • 34/43

    きゅうりの手前に、
    でんぶをのせます。

  • 35/43

    大葉をのせます。

  • 36/43

    こんな感じです。
    こんなにたっぷりの具で巻けるの???
    はい、巻けるんです。

  • 37/43

    さぁ、手前から、慎重に、
    具をしっかりとおさえながら、
    巻いていきますよ!

  • 38/43

    よいしょ! と、ていねいに、でも一気に。
    巻き終わったら、両手でしっかりおさえて。

  • 39/43

    両脇にはみだしたごはんを
    ぬれぶきんでととのえます。

  • 40/43

    5分程度おいてから、巻き簀を外します。

  • 41/43

    食べやすい太さ(1.5~2cmていど)に切ります。
    包丁にお米がつくので、こまめにぬれぶきんで拭きましょう。

  • 42/43

    これで完成!
    お弁当にして、すこし時間をおいてからでもおいしいですし、
    もちろん、すぐに食べてもおいしいですよ。

  • 43/43

    持ち運ぶときは、通気性のよいお弁当箱に入れてくださいね。

このレシピは、
LIFE 2に収録されています。

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くわしくはこちら

つくりかた

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材料

材料(3本分)

ごはん

  • 米 3合
  • 酒 大さじ2
  • だし昆布 5cm角1枚
  • 水 適量

合わせ酢

  • 米酢 70cc
  • 砂糖 大さじ3
  • 塩 小さじ2と1/2

かんぴょう煮

  • かんぴょう 20g
  • 戻し汁 200cc
  • 砂糖 大さじ1
  • しょうゆ 大さじ1
  • みりん 大さじ1
  • 塩(もむ用) 少々

しいたけ煮

  • 干ししいたけ 中5枚(調理前に水で戻しておきます)
  • 戻し汁 200cc
  • 砂糖 大さじ1
  • しょうゆ 大さじ1

えび煮

  • えび 5尾
  • 水 500cc
  • 酒 大さじ2
  • 塩 大さじ1/2

卵焼き

  • 卵 3コ
  • だし汁 大さじ2
  • 砂糖 大さじ1〜1と1/2
  • しょうゆ 小さじ1

その他

  • 焼き穴子 2本
  • きゅうり 1本
  • 桜でんぶ 適量
  • 大葉 3枚
  • 海苔 3枚

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