LIFE 3
おかあさんがクラス会でお出かけ。ひとり留守番で
「昼、どうするんだよー」というおとうさんのため、
おかあさんが準備をしてくれました。
「したごしらえしておいたから、あとは焼いて食べてね」というわけ。
そんな鶏の照り焼きです。
1/40
まずは鶏もも肉の、下処理です。
余分な脂を取り除きます。
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皮のはしっこにも、脂がかたまっていることがあるので、
その脂だけを除きます。皮はおいしいので、残しましょう。
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すじがあったら、外します。
また、とくに厚い部分があれば、
均等になるように、切れ目を入れてひらきます。
4/40
皮のほうから、竹串（３本まとめて使うと早いですよ）や
フォークで、穴をあけます。
刺す回数は、だいたい20回くらい。（多めで大丈夫です。）
こうすることで脂が出て、ぱりっと焼き上がります。
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ボウルを用意して、酒大さじ１に、塩ふたつまみを入れます。
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そこに、鶏肉をさっとひたします。
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まんべんなく行き渡るようにしたら。
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キッチンペーパーにのせて、水気を切ります。
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上からもかぶせ、手でおさえて、水分をしっかり取りましょう。
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長ねぎ。１本分を、４センチくらいに切っておきます。
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タレの準備です。
お酒大さじ５。
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しょうゆを大さじ２と1/2。
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みりん大さじ１と1/2。
14/40
砂糖大さじ１。
（今回はざらめ糖を使いましたが、白砂糖でもいいですよ。）
これをよくまぜれば、タレの準備はおしまい。
ここまでで、おかあさんの下ごしらえはぜんぶ終わりました。
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お肉を出して、まず、片栗粉をまぶします。
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よぶんな粉は、はたいておきましょう。
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フライパンを、常温のまま（火にかけず）、
皮を下にして、鶏もも肉を入れます。
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フライパンに皮がぴったりつくよう、
浮いたところを指でおさえておきます。
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フタをして、中火で５～７分、焼きます。
最初ははりつく感じになりますが、
焼いていくうちに鶏肉から脂が出るので大丈夫です。
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ときどき確認し、脂がよぶんに出ていたら
キッチンペーパーでふき取ります。
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４分くらいのところで、フタをとり、
長ねぎを入れます。
このまま、さらに１～３分、皮面を焼きます。
それで７割方、鶏もも肉に火が通ります。
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長ねぎは、焼き目がついたらひっくりかえしましょう。
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５分たったら、焼き具合を見ます。
こんがり焼き目がついていたら、
ひっくり返す頃合いです。が‥‥
24/40
その前に、よぶんな脂を
キッチンペーパーでぬぐうのを忘れずに。
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ひっくり返し、すこし火をよわめて、１分ほど焼きましょう。
もし出てくる脂が多ければ、
もういちどふき取ってくださいね。
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タレをまわし入れます。
このときのポイントは「皮にかけない」こと。
そうすることで仕上がりが、ぱりっぱりになります。
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１分半、煮ます。
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先に長ねぎを取って。
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バットなどに置いておきます。
まだお皿には盛りません。
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そして鶏もも肉も、取り出します。
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フライパンに残ったタレを、 ３分ほど、中火で煮詰めていきます。
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たれが煮詰まる寸前に、鶏肉を、好きな大きさに切ります。
（すこしでもおいたほうが、肉汁がおちつくので。）
かぶりつきたいひとは、１枚を４つに、大きめに切りましょう。
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タレが煮詰まりました。
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バットに残ったタレも、入れて。
35/40
鶏肉をもどします。
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この段階では、皮にタレがかかっても大丈夫。
ころがすようにして、全体にまぶしましょう。
これで完成です！
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お皿にもりつけて。
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長ねぎをそえて、スプーンなどでタレをかけましょう。
39/40
できたー！ 皮がぱりっとしていて、
タレがよくからんでいて、中はあつあつジューシー。
40/40
ごはんにのっけて、小どんぶりみたいにしてもいいですよね。
いかがでしたか、飯島さんの「鶏のてりやき」。
ぜひつくってみてくださいね。
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