ちょっと大人っぽい

バーベキュー。

未掲載

寒くなる前に、ともだち夫婦といっしょに、外でごはんを食べましょうか。
おべんとうもいいですけど、できたてを食べるならバーベキューですね。
仕込みさえしておけば、現地では焼くだけですから、
調理するひとも、食べるひとも、いっしょに楽しい時間が過ごせそうです。
そんな「大人のバーベキュー」を、飯島奈美さんに教えていただきます。
(あ、でも、こどももたのしめる工夫も、してますよー。)

バーベキュー

  • たまねぎ
  • パプリカ
  • ピーマン
  • なす
  • れんこん
  • ズッキーニ
  • しいたけ
  • とうもろこし
  • じゃがいも (以上、適量)
  • マッシュルーム(今回は20コ)
  • チーズ 3種類(ブルーチーズ、エメンタール、グリュイエール、ラクレットなどお好みで)
  • 牛肉(ロース、カルビ、ハラミ、ヒレなど焼き肉用)適量
  • バゲット 適量
  • その他、お好みの材料(干物、ソーセージなど)適宜

大人のタレ

  • 酒 50cc
  • みりん 50cc
  • にんにく 3片
  • 青唐辛子 2、3本
  • しょうゆ 75cc
  • 味噌 大さじ1

こどものタレ

  • 酒 50cc
  • にんにく 2片
  • レモン 1コ
  • はちみつ 大さじ2
  • しょうゆ 80cc

マッシュルームのソース(マッシュルーム20コ分)

  • バター 大さじ2
  • パセリ みじん切り大さじ1/2
  • すりおろしにんにく 小さじ1/2
  • アンチョビ 2本

つくりかた

  • 1/61

    現地では「焼くだけ」にしたいですから、
    きっちり準備をしていきましょう。

  • 2/61

    たまねぎに、楊枝を何本も?
    いきなり、これは、何の下準備でしょう?

  • 3/61

    あ、なるほど! まんなかまで、楊枝を挿しておけば、
    輪切りにしたときに、ばらばらになりませんね!
    これでたまねぎの下準備は終了。

  • 4/61

    続いて、パプリカ。
    まずタテ半分にして。

  • 5/61

    ヘタと、そこからつながる種を外します。

  • 6/61

    まだ種が残ってますね。
    そこをきれいにするには、
    まずおしりに切りこみをちょっと入れて。

  • 7/61

    ぎゅっと開いて押さえ、
    まな板と並行に、さっくり切りましょう。
    これできれいに、種と、そのまわりの部分が外れます。

  • 8/61

    あとは、食べやすい大きさに切りましょう。
    赤いパプリカも、同様に。

  • 9/61

    こちらは、小振りで肉の薄いピーマン。
    ざっくりタテ半分にして‥‥。

  • 10/61

    手で、ヘタと種をはずしましょう。

  • 11/61

    タマネギとパプリカ、ピーマンの下準備終了です。

  • 12/61

    なすは、ヘタのところを落として、
    タテに三等分に。

  • 13/61

    れんこんは、食べやすい厚さに輪切りにして‥‥

  • 14/61

    酢水につけてから、水を切っておきます。

  • 15/61

    ズッキーニは、ヘタを落とし、半分の長さに切ってから、
    食べやすい厚さにスライスします。

  • 16/61

    とうもろこしも3つに切っておきましょう。
    これで野菜の下準備は、完了です。

  • 17/61

    今回は、お肉を、カタマリで買いました。
    スジがあったので、そこは外します。

  • 18/61

    「たとえば、こんなふうに、1枚だけ、
    ぶ厚いステーキとして切って、焼いて、
    切り分けて食べてもいいですね!」
    わぁ、すごい厚さ!(じっさいには、このあと、薄く切っちゃいましたけど。)
    なるほど、カタマリで買うと、こういうたのしみもありますね。

  • 19/61

    ロース、カルビ、ヒレ。
    バーベキューにおすすめの部位はどこでしょう?
    「こればかりは、お好みで、としか言いようがないですね‥‥」

  • 20/61

    ちょっと脂の多い部分も、好きな人がいますよね。

  • 21/61

    これは「ハラミ」。
    ここ、おいしいですよね~!

  • 22/61

    お肉からは水分が出ますので、
    バットに、キッチンペーパーをしいて、
    並べておきます。

  • 23/61

    あ、まだありました‥‥というときは。

  • 24/61

    お肉の上にもういちまいキッチンペーパーをしいて、
    その上から重ねましょう。
    直接重ねると、色が変わったりしちゃいますものね。

  • 25/61

    さて、焼き肉のつけだれをつくります。
    これ、バーベキューの前の日につくっておくことをおすすめします。
    「お肉を漬け込む」のではなく、焼いてから、食べる前につけるタレ。
    なぜかというと、漬け込んじゃうと、焼く時に焦げやすくなるからです。
    お酒とみりんをそれぞれ50cc、合わせて、火にかけ、アルコールをとばしておきます。

  • 26/61

    ボウルに、にんにく3片のスライス、青唐辛子2、3本を輪切りにしたもの、
    しょうゆ75cc、味噌大さじ1、をまぜておきます。
    味噌を入れずに、しょうゆ100ccでも、さっぱりしておいしいですよ。

  • 27/61

    そこに、煮立てた、酒とみりんを、ざーっと入れます。

  • 28/61

    熱いうちに、よ~く、かきまぜておきましょう。
    これが「大人のタレ」。
    ‥‥こどもには、辛すぎますよね。
    こども用のタレも、つくることにしましょう。

  • 29/61

    お酒50ccを煮立てます。

  • 30/61

    ボウルに、ニンニク2片をスライスにしたものと、
    皮をむいてスライスしたレモン1個、
    はちみつを大さじ2、入れます。

  • 31/61

    そこに、しょうゆを80cc。

  • 32/61

    さらに、煮立てたお酒を加え、よく混ぜておきます。
    甘みの強い、「こどものタレ」のできあがりです。
    それぞれ瓶に入れて、バーベキューに持っていきましょう。

  • 33/61

    さて、こちらは、バター大さじ2、パセリ大さじ1/2のみじん切り、
    すりおろしニンニク小さじ1/2、アンチョビのみじん切り2本分を、
    よく、まぜたものです。
    エスカルゴの調理に使うバターですよね。
    これで、なにを調理するのかというと‥‥

  • 34/61

    生のマッシュルーム! 20コを、1/4に切って入れました。
    このソース、いろんなキノコに合うと思いますので、
    ためしてみてくださいね。

  • 35/61

    アルミホイルを二重にして、きっちりと
    (でも、 あとで開けやすいように)包んでおきます。

  • 36/61

    火にかけても大丈夫なアルミホイルの容器に、チーズを入れます。
    何チーズでも、好きなものを3種類どうぞ。

  • 37/61

    今回はブルーチーズを入れることで、大人っぽい、強いコクを出しました。

  • 38/61

    そして、エメンタール、グリュイエール、ラクレットなど
    セミハードタイプのチーズを使うと、
    とろけやすくて、おいしいですよね。

  • 39/61

    これもきっちり、アルミホイルで包んでおきましょう。
    これで、ひととおりの下準備ができました。
    それでは、外に、出かけましょうか。

  • 40/61

    空気が秋めいているけど
    陽射しが強い日曜日。
    川べりの緑地にでかけました。

  • 41/61

    火をかこんで食べるので、飲み物は冷たいものを用意して。

  • 42/61

    さあ、火を熾して、焼きはじめましょう!
    ‥‥家のガスの火力に慣れていると、炭火の強さにびっくりしますね。
    野菜をのせたら、あっという間に火が通っていく!
    これは、どんどん食べていかないと。

  • 43/61

    とうもろこしは、おしょうゆをたらして、
    こんがりと焦げる寸前まで焼きました。
    (もちろん、焼き加減は、好き好きでかまいませんよー。)

  • 44/61

    しいたけは、逆さにして焼いて、
    カサの内側に醤油をたらします。
    ぐつぐつ煮えてきたら食べごろです。

  • 45/61

    なすは生でも大丈夫ですけど、
    このくらい焼けると、アツアツでおいしいですよね。

  • 46/61

    ありゃ、干物を持ってきた人がいる!
    かまいません、どんどん焼いちゃいましょう。

  • 47/61

    エリンギ。中がすごく熱くなってますから
    食べる時に火傷しないように注意してくださいね。

  • 48/61

    れんこんも、しゃっきりと、焼けました。

  • 49/61

    さあ、お肉も焼きましょう。
    塩、こしょうを軽くして、
    レアでもミディアムでもウエルダンでも、焼き加減はお好みで。

  • 50/61

    タレを漬け込んでいないので、焦げにくいんです。

  • 51/61

    さて、これをどうやって食べるかというと。

  • 52/61

    こちらの「大人のタレ」。
    にんにくと青唐辛子がたっぷりで、ちょっと刺激的です。

  • 53/61

    レモンとはちみつの入った「こどものタレ」もあります。
    甘めがお好きな大人も、どうぞ。

  • 54/61

    お肉と野菜、両方にかけて召し上がれ。
    このタレに、お好みでお酢をたらすと、
    また、さっぱりしておいしいですよ。

  • 55/61

    こんどは、ちょっとフレンチな「おつまみ」をつくります。

  • 56/61

    マッシュルームのバター焼き!
    最初はアルミホイルを閉じたまま火にかけ、
    ぐつぐつと湯気があがってきたら、食べごろです。
    炭火であぶったパンにのせても、じゃがいもにつけてもおいしいですよね。
    残ったバターを最後のやきそばに加えたりしても。

  • 57/61

    こちらは、チーズ焼き。
    火にかけると、こんなふうに、とろとろになるんです。

  • 58/61

    飯島さん、じゃがいもも用意してました。
    4等分に切ってゆでたのを、
    ホイルに包んで持ってきました。

  • 59/61

    直火で炙ったバケットと、ほくほくのじゃがいもに、
    チーズをからめます。そのまま主食っぽくも食べられますし、
    ワインにも、よく合うんですよー。

  • 60/61

    いかがでしたか、秋の日の、大人のバーベキュー。

  • 61/61

    飲みすぎ、食べすぎ注意で、たのしんでくださいね!

※このレシピは書籍未収録のレシピです。

つくりかた

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材料

バーベキュー

  • たまねぎ
  • パプリカ
  • ピーマン
  • なす
  • れんこん
  • ズッキーニ
  • しいたけ
  • とうもろこし
  • じゃがいも (以上、適量)
  • マッシュルーム(今回は20コ)
  • チーズ 3種類(ブルーチーズ、エメンタール、グリュイエール、ラクレットなどお好みで)
  • 牛肉(ロース、カルビ、ハラミ、ヒレなど焼き肉用)適量
  • バゲット 適量
  • その他、お好みの材料(干物、ソーセージなど)適宜

大人のタレ

  • 酒 50cc
  • みりん 50cc
  • にんにく 3片
  • 青唐辛子 2、3本
  • しょうゆ 75cc
  • 味噌 大さじ1

こどものタレ

  • 酒 50cc
  • にんにく 2片
  • レモン 1コ
  • はちみつ 大さじ2
  • しょうゆ 80cc

マッシュルームのソース(マッシュルーム20コ分)

  • バター 大さじ2
  • パセリ みじん切り大さじ1/2
  • すりおろしにんにく 小さじ1/2
  • アンチョビ 2本

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