今回のテーマは「おでん」です。
おじいちゃんとおばあちゃんが遊びに来てくれて、
孫もいっしょにわいわい食べる、おでんです。
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まずは野菜の下ごしらえです。
じゃがいもは、洗って、皮をむきます。
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水につけて、さらしておきます。
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こんにゃくは、1枚を4等分に。
こんなふうに三角形に切ります。
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だいこん。まず、4センチの厚さに輪切りにして。
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皮を厚めにむきます。
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さらに、それを半分に。
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さつまいもも、入れます。
皮はそのまま、
2センチくらいの厚さに切って。
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水にさらしておきましょう。
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昆布は、「早煮昆布」を使います。
あらかじめ水につけておいて、半分に折ってむすびます。
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煮ているうちにほどけてしまうので、
きゅっと、かためにむすびましょう。
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はんぺんは、1枚を4等分に、三角形に切ります。
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ごぼう。洗ってから、皮ごと、斜めに切って、
7~8分下ゆでをしておきます。
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こんにゃくを下ゆでします。
水から入れて、火にかけて。
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沸騰してから2~3分。
これでザルにあげておきましょう。
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だいこんの下ゆで。こちらも水から。
生米をちょっと入れておきます。
あるいは米のとぎ汁で煮てもいいですよ。
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竹ぐしが通るくらいまで煮ておきましょう。
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鶏の手羽中。
テフロンのフライパンで、油をひかずに、中火で表面を焼きます。
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こんなふうに、軽く焦げ目がつくまで焼き付けます。
中まで火が通らなくても大丈夫ですよ。
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そしてこちら、練り物です。これから油抜きをします。
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焼き目の入った手羽中をのせて。
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上から熱湯をまわしかけましょう。これで油抜きOK。
さあ、だしをつくって、煮ていきましょう。
そうそう、写真には出ていませんが、
「たまご」も茹でておいてくださいね。
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まず、昆布とかつおぶしでとった、だしを準備します。
これで1.5リットルです。
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そこに、お酒を、大さじ3。
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みりんを、同じく、大さじ3。
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うすくちしょうゆを、大さじ3。
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塩を小さじ1/2。
これでおつゆの準備ができました。
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鍋を火にかけたら、煮えにくいものから、先にいれましょう。
じゃがいも、さつまいも、そしてごぼう。
火は、中~強火で大丈夫です。
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そして、昆布と手羽中。
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さらに、こんにゃく、たまご、だいこんも。
これで、フタをして、沸騰したら弱火にして、ことこと20分。
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そして、練り物を入れて、ふたたびフタをして、
さらに20~30分、煮込みます。
煮込んでいるあいだに、「みそだれ」をつくりましょう。
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鍋に、八丁味噌50gに、
酒大さじ1、水大さじ1、砂糖大さじ21/2~3、みりん大さじ1を入れます。
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弱火にかけて、よく混ぜながら、加熱します。
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全体が混ざってとろりとなじんだら、できあがり。
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そしてこんどは、白いみそだれです。
白みそ50gに、からしを小さじ11/2、
だし汁あるいはおでんの汁を大さじ2。
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弱火にかけて、よく練りましょう。
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全体が混ざって、とろりとしたら、できあがり。
さあ、そろそろおでんにも味がしみたかな?
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食卓にうつして、冷めないように卓上コンロであたためながら。
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おとなはビール、
こどもたちはごはん。
おつまみにも、おかずにもなるのが、
おでんのいいところですね。
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いっただきまーす!
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八丁味噌のみそだれは、甘みがあるので、こどもたちが喜ぶかな?
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白みそは、からしが効いているから、
おとうさんたちに好評かも。
でもそんなに辛くはないですから、ぜひ食べてみてくださいね。
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いかがでしたか、飯島さんの「おでん」。
たくさん食べて、あたたまってくださいねー。
フードスタイリストの飯島奈美さんと、
「ほぼ日」がいっしょにつくってきた
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