きょうのレシピは「卵焼き」。
飯島さんが、学生時代、ボーイフレンド(と、お姉さんと、自分)に
2年間作りつづけたお弁当に、
いつも、入れていた、卵焼きを再現してもらいました。
青春の卵焼き、です。
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卵は3つ。
3つぶんのお弁当にも入れますし、
余ったら朝ごはんで食べるので。
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ちょっと溶いてから。
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砂糖を、大さじ1~11/2。
ほんのり甘いのが好きなら、大さじ1。
甘めが好きなら、大さじ11/2というふうに、調整してください。
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塩を、小さじ1/3。
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混ぜて、溶かします。
箸を底につけて、左右に往復させると、
泡があまり立ちません。
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そこに、牛乳大さじ2を加えて、混ぜます。
大さじ1と大さじ2では出来上がりの固さがちがうので
(大さじ1=しっかりめ、大さじ2=ふんわりめ)、
お好みで選んで、試してみてくださいね。
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熱した卵焼き器に、
キッチンペーパーをつかって、うすく油をひきます。
太白ごま油を使っています。
卵焼き器は、銅のものもありますが、熱伝導率がよすぎて、焦がしやすい。
朝の忙しいときは、テフロンが使い勝手がよいとのことでした。
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強火にかけたまま、半量の卵を入れます。
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すぐさま、菜箸で大きく混ぜます。
大きな泡ができたら、菜箸でつぶします。
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半熟の状態で、奥から手前に折り込みます。
すこし傾けると、やりやすいですよ。
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よいしょ。
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もう一回手前に折ります。
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それを、奥にすべらせて、
手前に、もう一度、うすく油をひきます。
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残りの、1/2の卵を入れます。
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先に焼いた卵の下を菜箸で持ち上げて、
卵をまんべんなく流し込みましょう。
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手前の部分を、大きくかきまぜて。
大きな泡ができたら、菜箸でつぶしてください。
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半熟の状態で、奥から手前に折り込みます。
せーのっ。
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よいしょ。おお、きれい。
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2回折って、手前に寄せます。
同じことをもう1回繰り返します。
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仕上げに、手前の壁に押し付けて、端も焼きます。
表面のこんがり具合は、お好みで。
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まな板にぽんっとひっくり返して出して、
厚めに、切りましょう。これでできあがり!
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では、別バージョンを。
卵3コをボウルに割り入れるところまでは同じです。
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別の器に、だし汁大さじ3。
そこに砂糖大さじ1を加えます。
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うすくちしょうゆを、小さじ1。
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塩をひとつまみ。
砂糖を入れる分、塩分が薄く感じられるので、
ほんのちょっと、足しておきます。
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よく溶いてから‥‥
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卵に混ぜて溶きます。
焼き方は、甘い卵焼きと同じですよ。
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さらに、もう1種類。
こんどはだし巻き卵です。
卵3コをボウルに割り入れて。
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だし汁を大さじ3。
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うすくちしょうゆを小さじ1。
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みりんを、小さじ1。
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よく混ぜます。
焼き方は、甘い卵焼きと同じ。
好きな味で、つくってみてくださいね。
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完成しました。
きょうは、彼、おいしいって言ってくれるかなぁ。
そんな気持ちで、お弁当に詰めます。
いちばんきれいに焼けたところを、彼に。
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ちょっとちっちゃな自分のお弁当にも、ひときれ。
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いかがでしたか、青春の卵焼き。
卵焼き器を使うと、端まで四角くできるので、
お弁当に入れるのにも、いいですよね。
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