今回のテーマは「むかし、おかあさんがつくってくれた蒸しパン」です。
さつまいもがごろごろ入った、素朴な蒸しパンをつくります。
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では、まず、蒸すための器をつくります。
長方形に切ったクッキングシートを、
折り紙の容量で折り、
箱をつくります。
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四つ折りにして。
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三角形に開き。
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各辺を折り曲げて。
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上の部分を折り返し、ホッチキスでとめて。
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箱形にします。
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さて、いよいよ蒸しパンをつくりましょう!
まずは、さつまいもを洗い、皮ごと、1センチの厚さに切ります。
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さらに、1センチ角になるように切ります。
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水にさらしておきましょう。
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計量カップに卵を入れます。
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そこに牛乳を注ぎ、「合計130cc」になるようにします。
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それをボウルに移して。
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かきまぜます。
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砂糖を入れて溶けるまで混ぜます。
ちなみに、砂糖を、きびざとうや黒糖などにするのも
風味がかわって、いいですよ。
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いったん混ぜる手をやすめて、
ボウルにザルを重ね、
薄力粉に、ベーキングパウダーを入れます。
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ふるいます。
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残ったダマは、手で押してザルの目を通しましょう。
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さて、5分ほど水につけたさつまいも。
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水を切っておきます。
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さきほどの卵液に、とかしバターを入れます。
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さっくりと、混ぜておきます。
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ザルにあげたさつまいもを、
さらに、ふきんや、キッチンペーパーなどにあけて。
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よく水を切っておきます。
こうしておくと、蒸したときに生地と一体化して、おいしいんです。
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さて、卵液です。
薄力粉とベーキングパウダーを合わせてふるいにかけたものを
一気に、入れましょう。
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底からすくって、さっくりと混ぜたら。
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半量のさつまいもを入れます。
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粉っぽさがとれるまで、すくうように、混ぜましょう。
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混ぜ終わったら、さきほどの器に流し込みます。
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上に、残りのさつまいもをちりばめます。
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じゅうぶんに熱し、湯気のたった蒸し器に入れます。
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蒸しパンに水滴が落ちないよう、
ふたを、さらしやふきんで巻いて、
15~18分強火で蒸します。
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時間がきたら、竹串か尖った菜箸などを刺し、
生っぽい生地がついてこなければ、蒸し上がりです。
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あついうちに食卓に出して。
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ザラメを準備して。
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やけどに注意しながら、手でちぎって。
(熱ければ、ナイフで切ってもいいですよ。)
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お好みで、ザラメをちょっとつけて、
おめしあがりください!
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いかがでしたか、なつかしい、蒸しパン。
これって、「おうち」でしか味わえないおやつですよね。
ミルク、紅茶、コーヒー、なんでも合いますから、
ぜひ、ためしてみてくださいね。
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