おとうさん焼いて食べてね、の

鶏のてりやき。

LIFE 3

おかあさんがクラス会でお出かけ。ひとり留守番で
「昼、どうするんだよー」というおとうさんのため、
おかあさんが準備をしてくれました。
「したごしらえしておいたから、あとは焼いて食べてね」というわけ。
そんな鶏の照り焼きです。

材料(2〜3人分)

  • 鶏もも肉 2枚(約500g)
  • 長ねぎ 1本
  • 酒 大さじ1
  • 塩 ふたつまみ
  • 片栗粉 適量

タレ

  • 酒 大さじ5
  • しょうゆ 大さじ2と1/2
  • 砂糖 大さじ1
  • みりん 大さじ1と1/2

つくりかた

  • 1/40

    まずは鶏もも肉の、下処理です。
    余分な脂を取り除きます。

  • 2/40

    皮のはしっこにも、脂がかたまっていることがあるので、
    その脂だけを除きます。皮はおいしいので、残しましょう。

  • 3/40

    すじがあったら、外します。
    また、とくに厚い部分があれば、
    均等になるように、切れ目を入れてひらきます。

  • 4/40

    皮のほうから、竹串(3本まとめて使うと早いですよ)や
    フォークで、穴をあけます。
    刺す回数は、だいたい20回くらい。(多めで大丈夫です。)
    こうすることで脂が出て、ぱりっと焼き上がります。

  • 5/40

    ボウルを用意して、酒大さじ1に、塩ふたつまみを入れます。

  • 6/40

    そこに、鶏肉をさっとひたします。

  • 7/40

    まんべんなく行き渡るようにしたら。

  • 8/40

    キッチンペーパーにのせて、水気を切ります。

  • 9/40

    上からもかぶせ、手でおさえて、水分をしっかり取りましょう。

  • 10/40

    長ねぎ。1本分を、4センチくらいに切っておきます。

  • 11/40

    タレの準備です。
    お酒大さじ5。

  • 12/40

    しょうゆを大さじ2と1/2。

  • 13/40

    みりん大さじ1と1/2。

  • 14/40

    砂糖大さじ1。
    (今回はざらめ糖を使いましたが、白砂糖でもいいですよ。)
    これをよくまぜれば、タレの準備はおしまい。
    ここまでで、おかあさんの下ごしらえはぜんぶ終わりました。

  • 15/40

    お肉を出して、まず、片栗粉をまぶします。

  • 16/40

    よぶんな粉は、はたいておきましょう。

  • 17/40

    フライパンを、常温のまま(火にかけず)、
    皮を下にして、鶏もも肉を入れます。

  • 18/40

    フライパンに皮がぴったりつくよう、
    浮いたところを指でおさえておきます。

  • 19/40

    フタをして、中火で5~7分、焼きます。
    最初ははりつく感じになりますが、
    焼いていくうちに鶏肉から脂が出るので大丈夫です。

  • 20/40

    ときどき確認し、脂がよぶんに出ていたら
    キッチンペーパーでふき取ります。

  • 21/40

    4分くらいのところで、フタをとり、
    長ねぎを入れます。
    このまま、さらに1~3分、皮面を焼きます。
    それで7割方、鶏もも肉に火が通ります。

  • 22/40

    長ねぎは、焼き目がついたらひっくりかえしましょう。

  • 23/40

    5分たったら、焼き具合を見ます。
    こんがり焼き目がついていたら、
    ひっくり返す頃合いです。が‥‥

  • 24/40

    その前に、よぶんな脂を
    キッチンペーパーでぬぐうのを忘れずに。

  • 25/40

    ひっくり返し、すこし火をよわめて、1分ほど焼きましょう。
    もし出てくる脂が多ければ、
    もういちどふき取ってくださいね。

  • 26/40

    タレをまわし入れます。
    このときのポイントは「皮にかけない」こと。
    そうすることで仕上がりが、ぱりっぱりになります。

  • 27/40

    1分半、煮ます。

  • 28/40

    先に長ねぎを取って。

  • 29/40

    バットなどに置いておきます。
    まだお皿には盛りません。

  • 30/40

    そして鶏もも肉も、取り出します。

  • 31/40

    フライパンに残ったタレを、 3分ほど、中火で煮詰めていきます。

  • 32/40

    たれが煮詰まる寸前に、鶏肉を、好きな大きさに切ります。
    (すこしでもおいたほうが、肉汁がおちつくので。)
    かぶりつきたいひとは、1枚を4つに、大きめに切りましょう。

  • 33/40

    タレが煮詰まりました。

  • 34/40

    バットに残ったタレも、入れて。

  • 35/40

    鶏肉をもどします。

  • 36/40

    この段階では、皮にタレがかかっても大丈夫。
    ころがすようにして、全体にまぶしましょう。
    これで完成です!

  • 37/40

    お皿にもりつけて。

  • 38/40

    長ねぎをそえて、スプーンなどでタレをかけましょう。

  • 39/40

    できたー! 皮がぱりっとしていて、
    タレがよくからんでいて、中はあつあつジューシー。

  • 40/40

    ごはんにのっけて、小どんぶりみたいにしてもいいですよね。
    いかがでしたか、飯島さんの「鶏のてりやき」。
    ぜひつくってみてくださいね。

このレシピは、
LIFE 3に収録されています。

フードスタイリストの飯島奈美さんと、
「ほぼ日」がいっしょにつくってきた
『LIFE』シリーズ。
おおぜいの読者のみなさんの応援で、
第3巻が刊行のはこびとなりました。

食べておいしい。
食べさせてうれしい。
いっしょに食べる場にいて、しあわせ。

そんなふうにこころから思える料理を
紹介してきた『LIFE』シリーズ、
この3巻には、23のメニュー、
33レシピを掲載しています。

くわしくはこちら

つくりかた

LIFE RECIPEのトップへ

材料

材料(2〜3人分)

  • 鶏もも肉 2枚(約500g)
  • 長ねぎ 1本
  • 酒 大さじ1
  • 塩 ふたつまみ
  • 片栗粉 適量

タレ

  • 酒 大さじ5
  • しょうゆ 大さじ2と1/2
  • 砂糖 大さじ1
  • みりん 大さじ1と1/2

LIFE RECIPEのトップへ