LIFE
こんかい飯島さんにつくってもらうのは
「おとうさんの、思い出のナポリタン」です。
大学街の喫茶店で食べた、なつかしい味を、
お父さんになった主人公が、こどもたちに食べさせるためにつくる。
そんなシチュエーションを想定しました。
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さっそく、つくりはじめましょう。
まず熱湯に塩をして、スパゲッティを茹でます。
ちょっと太めの1.9ミリ、12分茹でのものです。
ちなみに「ディ・チェコ」の12番。
おなべに入れたらタイマーを忘れずに（きっかり12分です）。
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ソースに使う具を用意します。まずピーマン１コ。
へたをとり、タテ半分に切ってから種をとっておきます。
あせらなくていいですよ、ゆっくりどうぞ。
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そして、細切りに。
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つづいてタマネギを準備します。1/4コ、使います。
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茶色い皮をむき、はしっこを落としておきます。
このあとタテ半分に切ります。
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はごたえサクサクになるよう、
ちょっと厚めにタテに切りましょう。
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ボウルに準備しておきます。
こうしておくとキッチンがきれいですね。
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にんにく。苦手なかたは、入れなくってもいいそうです。
こんかいは「おとうさんの」ということで、強い味にしようと入れました。
ねっこのところを落としてタテ半分。
さらにタテにスライス。
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みじん切りにしておきます。いい匂いがしてきました。
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ナポリタンといえば、水煮のマッシュルーム！
欠かせませんよねえ。
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ボウルにうつしておきます。
ね、ほら、これだけで、おいしそう！
あ、水は切っておいてください。
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ソーセージを斜めにきざみます。
今回は「シャウエッセン」を使います。
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ソースの具にする材料がそろいました。
さて、そろそろスパゲッティも、ゆであがったかな？
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タイマーが12分をおしらせ。
スパゲッティが茹で上がったので、
ザルにあげます。
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このごろは「アル・デンテ」つまり茹で上がり一歩手前で調理しますが、
今回は「大学街のナポリタン（ちょっと昔の）」ですから、
標準茹で時間のとおりで大丈夫です。
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そしてボウルに重ねます。
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あついうちに、サラダ油を、さっとかけます。
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菜箸で、サラダ油をからめましょう。
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くっつかない程度に油がからまったら、
このままほうっておきます。
「のびちゃう！」‥‥ハイそのとおり。
のばしておくのです。ナポリタンですから！
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スパゲッティをのばしている（ふしぎな表現ですね）あいだに
ソースを準備します。
完熟トマトジュースを鍋であたためます。
この日使ったのは夕張の
「くりやま完熟三姉妹」というトマトジュースでした。
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沸騰してきました。５分ほど煮詰めます。
あまずっぱい、いい匂いがたちこめます。
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バターを準備。あとで使うんですけど、
とけやすいようちいさく切って常温にもどしておくんですって。
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こちらフライパン。オリーブオイル（サラダ油でもいいです）をしいて
シャウエッセンから炒めます。中火です。
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すぐににんにく投入。
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ちょっと炒めて、にんにくの匂いがひろがったら‥‥
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タマネギを入れましょう。
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強火にして、一気に炒める！
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タマネギがなじんできたら、マッシュルーム。
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そして、ピーマン！
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塩・こしょうをして、
ちゃっちゃか炒めます！ 一気に手早く！
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具ができました。 お皿にうつしておきましょう。
このままおかずになりそうだけど、
まだ食べちゃダメですよ。
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具を皿によけて、あいたフライパンに
バターを入れます。
なにをするのかというと、
のびた（のばした）スパゲッティを炒めて、ほぐすのです。
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具を調理している間に、いい感じにのびたスパゲッティ。
うむ、「ナポリタン」はこうでなくっちゃね。
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強火で炒めます。焦げないようによく混ぜながら。
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煮詰めたトマトジュースを加えます。
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甘めの味つけにしたいので、ケチャップも入れました。
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具をもどして‥‥
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一気に混ぜます！
火は中火です。
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ここで、味をみてください。
塩、こしょう、バター、ケチャップなど、
足りないなと思ったら、足してください。
あるいは、ちょっとうす味にしておいて、
食卓の調味料で各自おぎなうというのでも、ぜんぜんかまいませんよー。
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熱いうちに、もりつけましょう。
さきにスパゲッティを入れて‥‥
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具を上にのせると、きれいです。
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さあ、食卓へ。
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おいしそう！
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できあがりました、「おとうさんの、ナポリタン」。
タバスコ、粉チーズ、ソース、しょうゆなど、お好みでどうぞ。
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いっただきまーす！
‥‥というわけで、いかがでしたか？ 飯島奈美さんのつくる
「おとうさんの、ナポリタン」。
ぜひ、つくってみてくださいね。
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