こんかい飯島さんにつくってもらうのは
「おかあさんのホットケーキ」です。
こどもとふたりのおやつの時間、
おうちにある材料でつくることができる、
かんたんなホットケーキ。
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今回は分量をきっちりと量ります。
粉ものは、カンでやるのは、ちょっとむずかしいので。
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小麦粉を120g。正確に量ります。
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ベーキングパウダーを小さじ1。
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小麦粉とベーキングパウダーを、いっしょにふるいにかけます。
ふるいは、粉専用のものがなくても、
目の細かいザルで大丈夫。
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「だま」が残るので、
指でていねいに、あみの目を通します。
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卵をひとつ、ボウルに割り入れます。
今回は、Mサイズの卵を使いました。
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卵を溶きます。ここで「泡立てない」のがポイント!
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お砂糖大さじ2を加えます。
甘めが好きなひとは、大さじ3でもいいですよ。
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おっと、忘れていました、バターを準備。
お鍋で湯煎をして、溶かしておきましょう。
溶けた状態で、大さじ1、使います。
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牛乳80ccを混ぜ入れます。
このときも、泡立てないように注意。
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よく混ざったところに、バターを加えて、
さらによく混ぜます。
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卵に、小麦粉とベーキングパウダーを混ぜましょう。
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粉が溶けて、とろっとしてきました。
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すくいあげてみて、一瞬かたちを残しながら
すぐに溶けていくくらいの感じ。
かたかったら、牛乳でのばしましょう。
これで、タネのできあがりです。
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できあがったタネを、フライパンに流し込みます。
テフロンのフライパンなら、常温のまま油をひかずに。
(ホットプレートでも、いいですね!)
鉄のフライパンなら、熱して、油をうすくひき、
ぬれぶきんの上に乗せてちょっとだけ冷ましてから、タネを流し入れます。
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まあるく、丸く。フライパンを動かしながら円形にのばします。
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中火よりすこし弱めの火にかけましょう。
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すぐフタをして、2~3分、がまん。
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表面がぷくぷくしてきました。
真ん中までぷくぷくが見えて、
まわりがすこし固まったかなという感じになったら‥‥
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ヘラをさしこんで、はがし、そのまま、もとにもどします。
これが飯島さんのコツ。焼き目がきれいになるんです。
小さな穴が、まだ固まっていないタネで埋まって、
きめがこまかくなるような気がして、
やってみたんですって。(ぜひまねしてみてください!)
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30秒、さらに焼きます。
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こんどはひっくり返します。
失敗しないように慎重に!
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せーのっ。
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きれいに焼けました!
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1分焼いたら、できあがり。1枚完成です。
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そして、2枚目。ひとり2枚か、3枚はほしいですものね。
最初のほうのは、ちょっと冷めちゃうけど、
それもよしといたしましょう。
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すぐ食べられるよう、のみものも用意しておかなくちゃ。
おかあさんは、コーヒー。
こどもは、牛乳。
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ホットケーキにかけるはちみつも、忘れずに。
(メイプルシロップも、いいですよね!)
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さあ、ぜんぶ焼き上がりましたよ!
バターをひとかけ、あついうちに乗せましょう。
とろんと溶けかけたところで「いただきます!」。
ちなみに、有塩バターを使うと、ほんのりしょっぱくて
逆に甘さが引き立ちます。
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ナイフで大胆にバターを塗って。
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さくっ、と、切りました。
切り口の、きれいなこと‥‥!
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はちみつを、たっぷりすくって。
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たっぷり、かけましょう。
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いっただきまーす!
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